レベルの停電や電圧異常は、ほとんど無くなっています。
でも、電力送電経路への落雷・積雪など自然災害、大規模工場の点検や
工事による電源切替によって発生する電圧変動や停電等は、電力の供給・送電の
状態に関わらず発生するため、消費者側あるいは装置側で対策をすることが必要です。
コンピュータやネットワークを活用した情報処理により事業の運用・管理を行っている場合、
システム停止・誤動作が発生しまうと、稼動している業務に直接影響がでるめ
電源トラブル対策がシステムの稼働を安定させるために効果的な要素になっています。
規模の大きなシステムほど、復旧に手間や時間がかかってしまいます。
個人の使用しているパソコン・サーバーでも電源が急に落ちてしまうと故障の原因や
データがとんでしまうなどのリスクがあります。
無停電電源装置(UPS)は、機器を電源トラブルから守って、システムで稼動する業務や
サービスが安定して社会に提供されるために必要不可欠なものとして活躍しています。
データセンターなどにおいては膨大な電力消費も課題で、コンピュータ機器などの
運用装置だけではなく、電力の変換に常時関わっている無停電電源装置(UPS)も
省エネを助けるために重要な要素になっています。
無停電電源装置(UPS)には、電力を変換していざというときのトラブルに対応するだけではなく、
できる限り効率のよい運転をすることが社会的に望まれています!